| 日記2005秋 |
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田原まつり花火大会
2005年9月18日(日) 晴 20:00〜21:30(打上花火)
愛知県田原市田原町南新地内 パオ裏側
郷土の偉大な伝統文化に携わる人々の心意気と愛着をのせて澄んだ秋の夜空に凛と輝く花火。昼間は絢爛豪華な装飾が施された山車の上でからくり人形が舞い踊り、勇壮な大筒御輿が街中を練り歩く。手筒花火が熱い火柱を噴き上げるとクライマックスを飾る花火が夜空を鮮やかに染め上げる。
500年の歴史を持つ城下町田原市を代表する伝統行事「田原まつり」の精華を今年もまた堪能させていただいた。
| 打上会場 |
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| 5町の打上場所、画面左から 桜組 かや組 魁新組 雪輪組 衣組 5町一斉の早打ちでは上空いっぱいになって花火が咲きます |
花火巡りに明け暮れているうちに季節はすっかり秋に移ろい、楽しかった夏に本当の意味で別れを告げる花火を迎えた。
田原まつりは、八幡社、神明社、巴江神社3社の氏子、5町による祭礼である。土、日の2日間に渡って盛大に催されるおまつりの最終日の夜にはクライマックスを飾る花火大会が開催されるのだ。観覧は昨年に続いて2回目である。今年も心に響くであろう花火との出逢いに胸が弾んだ。
昼過ぎになって花火会場入り、稲がすっかり刈り取られた秋らしい光景が拡がる打上会場に立った。枠仕掛けが一際目を引く花火会場であるが、今年はナイアガラがここに仕掛けられるようで、これがどれほどの規模になるのかが判らず、いつもの畦道でどうしようかと思案に暮れた。
それはクレーン車3台によって仕掛けられた想像を超える壮大なスケールの大仕掛だった。これを受けて場所取りも二転三転し、最終的にはジャスコ内からの撮影となった。明るいうちは行く先々で各地から参集された愛好家の方々との会話を楽しんだ。初めて出逢う方、名港以来の再会だったりと会話も弾んだ。子供連れで観覧されている方々と出逢うとやはり特別な思いが巡ってしまう。
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| はなのき広場にて披露される手筒花火 |
夕刻になると、各町の大筒御輿が花火会場の直ぐ側のはなのき広場に集結する。ここでは三河地区のお祭りに欠かせない手筒花火、大筒花火が披露された。
思いを込めたメッセージを一人一人丁寧に読み上げて、ワッショワッショと声援を送る微笑ましい光景に包まれる場内。しかしながら、火柱を噴き上げる手筒を抱える姿は勇壮さに満ちている。久々に聞くハネの轟音も何故か爽快に感じられ、全身をスカッと包んでくれた。何組もの手筒を楽しんでいるうちに夜の帳がおり、やがて大筒が練り込んで豪快に炎を噴き上げた。
20時から始まる打上花火に備えるため、大筒を少し楽しんでからはなのき広場を後にした。手筒会場から打上花火の観覧場所までは至近距離なのだが、全ての手筒・大筒を見終えてから打上花火に臨むことはリスクがある。残念だが仕方ない。
背後から漂ってくる手筒会場の煙と火薬の匂い。良い風向きだ。もう少し強く吹いてくれれば言うことなし。
開幕間際になって、場内の灯りが落とされた。打上方面はほぼ真っ暗な闇に包まれ、右手には中秋の名月が明るく輝いて、ほのかに辺りを照らし出す絶好のシチュエーションであった。これから始まる花火に期待が高まる。
20時、5町一斉の開幕スターマインで幕を開ける。背後から微かに届くアナウンスの声に、カウントダウンのコールはまだかと耳を傾けた。実はカウントダウンが入るのか判らなかったので、ここは緊張の一瞬であった。それにしてもなかなか打ち出されない、ある程度は露光して待ち続けたのだが、デジカメではキツイものがある。これを繰り返しているうちにドバッと打ち出された。カウントダウンは結局入らなかった。一瞬で打ち終えてしまうスターマインなので打ち出しを外さないのが鉄則なのだが・・・・・。今年も打ち出しが切れて失敗。う〜む、タイミングが難しい〜手強いのう。
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| 壮大なナイアガラと夜空を彩る万華鏡 言葉にならない素敵な光景です |
次のプログラムは注目の銀滝。正味500メートルはありそうな3台ものクレーンに吊された壮大なスケールのナイアガラ大仕掛だった。暫くすると厄年奉納スターマインが裏打ちに入って、ナイアガラとの見事な競演となった。幻想的な大ナイアガラとお馴染みの名物花火が織りなす素敵なスターマインとの競演。その美しさに観客からは溜め息が漏れ聞こえてくる。これで一気に引き込まれていった。
5町による10号玉1発ずつ順に披露すると、ここからはスポンサー付きのスターマインと5町一斉によるワイド早打ちを繰り返すプログラムに入る。
*5町10号5連では2発同時打ちが一回入りました。あれれっーって混乱・・・・・。
田原のスターマインは、概ね開幕を告げる大玉、小型連発仕掛花火、枠仕掛、裏打ち、止め打ちの大玉といった順序立てで、一組毎にじっくりと披露される。
添えられる10号8号といった大玉は何れも良質の玉ばかり、序盤では三遠煙火様の10号で観たことがないような作品に触れて驚いた。仕掛では印象深かった風船がなくなったけれど、動く仕掛もあり、色使いも凝っていて大いに楽しませてもらった。
1組毎にいつ絶品が入るか判らない開始と終了を告げる大玉に緊張感を持ち、凝った仕掛を存分に堪能して、同じ物は繰り返されないスターマインを楽しんだ。数は少ないけれどその分じっくりと観覧できて印象も深まるばかり。
5町一斉にそれぞれの持ち場から打ち出されるワイド早打ち。まるで視界全てが花火に覆われるかのような素敵な光景が繰り返された。3号から終盤では7号まで入る多種多彩な花火のワイド乱れ咲き。曲導を付けた花火が多数あって、それはとても豪華な一時であった。中には八重芯が添えられ、思わず唸らされた。それが1発や2発なんてレベルでなく、何発も入っているからたまらない(桜組様ありがとうございます)。重ね打ち風に打ち出されるシーンが多々みられ、「やめて〜ソロで魅せてよ〜」とマジで叫んでしまった。
5町の早打では、打ち出し方も足並みも終わりもみんなバラバラ(もちろん玉数も違いますが)。自分達の花火を自らで打ち上げているのだから、それはそれで趣があって微笑ましい。手造りの花火大会ならではの打上と併せて夜空を彩る花火を楽しませてもらった。
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| 衣組 仕掛花火 | かや組 スターマイン | |
| 枠仕掛の上部から扇打ちを放つ意外さ | 組紋の「分銅」花火 | 魁新組 スターマイン |
| 魁新の文字仕掛と裏打8号 |
終盤は合同花火大会のハイライトとも言える5町による大スターマインが披露される。各組共に負けじとばかりに、まるで競い合うかのように豪華なスターマインを順繰りに魅せてくれた。
仕掛もそれぞれ工夫がなされ、各町をしっかりPR。紋様をあしらった型物花火をスターマインに添える凝りようだった。
スターマインは各組共に大玉盛り沢山、緩急いろいろあって変化に富んだ作品を披露してくれた。中でも魁新組、桜組、かや組のスターマインは内容、ボリューム共に圧巻。ラストかや組のスターマインはもう言葉にならない感激のシーンが繰り返され心底感動した。ミラーボールが光の宝石が惜しみなく使われるなんという絢爛豪華さだろう、錦冠菊一斉でフィニッシュかと思いきやもう一発昇っていくではないか、煙が少しでも掃けるのを待とうとギリギリまでタイミングを遅らせてシャッターを切る。するとまさかと思わせる三重芯錦冠菊が咲いた、もう涙ものの絶品スタマだった(ところが写真は失敗(;;))。終盤では風が弱まって煙が溜まり気味となってしまったのが唯一残念であった。
5町による10号5連打でお祭りの終演を告げた。何れも絶叫ものの逸品揃い、渾身の三重芯が澄んだ秋の夜空に凛と輝き有終の美を飾った。
深く心に染み入る花火の数々、伝統のおまつりを支える人々の心意気みたいなものが最後の最後まで良い花火に集約されていた。これだけの祭礼を運営され、準備に明け暮れた氏子の皆様方のご苦労は計り知れないものがあるに違いない。そう思うと、今夜の花火には特別な敬意を持って観覧させていただいた。
田原まつりで心底感じさせてもらった郷土愛、お祭りを通じて結ばれた人々の固い絆は、訪れる多くの人々を魅了していくことだろう。
今年は田原市内に宿まで確保して臨んだにも係わらず、到着が遅れて豪華な山車を観覧できなかったのが心残りである。次回観覧の際はもっと早く訪れて、丸一日を費やして田原まつりを堪能したい。
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| パオ(桜組)スターマイン 開始8号 紅点滅芯緑点滅 |
パオ(桜組)スターマイン 止打8号 変芯変化菊 芯親星共に先緑点滅 |
シーズ&アーパス(桜組) スターマイン 開始8号 マジック牡丹 |
シーズ&アーパス(桜組) スターマイン 止打10号 覆輪先紅点滅入錦冠? 凄く凝った作品 |
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| 雪輪組スターマイン 大玉入が続きました |
衣組スターマイン V字打と蝶々 |
衣組スターマイン ラスト錦冠菊 |
魁新組スターマイン 小型花火と大玉 |
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| 魁新組スターマイン 大玉色芯錦冠菊 ダブル打ち |
桜組スターマイン ダブルスターマイン と高みに咲く蝶々 |
桜組スターマイン ラス前の彩色千輪とVトラ |
桜組スターマイン 止打10号 八重芯錦冠菊 |
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| かや組スターマイン ミラーボールワイド |
かや組スターマイン 緑点滅3箇所打 と光の宝石 |
かや組スターマイン スタマラストの三重芯錦冠菊 *写真は失敗です |
雪輪組 10号三重芯 |
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| 衣組 10号芯入錦冠菊 |
桜組 10号三重芯 |
魁新組 10号三重芯錦冠菊 |
かや組 10号三重芯錦冠菊 |
| 掲載の玉名は想像です。間違いの際はご容赦並びにご指摘をお願います。 開幕直後の5町10号5連は2発同時打ちが1回入って今一つ解りませんでした。(写真は見送ります) 失敗を1枚含めた私の下手な写真では田原の良さが伝わらないかもしれません。 本当に良い花火ばかりで、どれをUPするか思いっきり悩みました。 日本の良きおまつりと花火ファンを唸らせる打上花火が見事に調和した素晴らしいおまつりです。 |
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