日記2008夏


弁天島温泉 海開き花火大会
2008年7月5日(土) 曇 19:30〜20:50
静岡県浜松市西区舞阪町弁天島




霧に覆われる弁天島 15時30分撮影

 待ちに待った2008年シーズン開幕戦だ。朝から梅雨時とは思えないすっきりと晴れた空に、これはかなり期待できると喜んで弁天島に向かった。ところが、現地に着くと同時に霧が出だして、浜名バイパスはみるみるうちに霧に覆われ、弁天島の鳥居がかろうじて見える程の急変ぶりに唖然とする。幸いにも開幕前には霧は消えてくれたけれど、嫌な予感がした。思えばこれが悪い前兆だったかもしれない。
 風向きは南よりの風とメイン会場で観覧するにはよろしくないが、電車で帰宅するため、観覧場所はメイン会場と決まっている。日中はまずまずだったが、夕刻になるにつれて風が弱まりそちらも気になった。風向き予報を信じて、なるべく西よりの愛好家様が確保された場所から観覧に臨んだ。

 19時30分。10号玉でドカーンと豪快に幕開けだ。今年も花火の季節が始まったと、胸奮わす瞬間である。
 開幕直後から弁天島の見所である5号レギュラー銘品集に移行する。静岡芸協3者の銘品集のようなプログラム、暗くなりきらないうちから披露するのはもったいないと思ってしまうほどだ。各社の個性を散りばめた銘品の数々と、正しい玉名が掲載されているプログラムを教本に、姿勢を正して観覧させてもらう。レギュラー銘品集で一番受けていたのは、三遠様のハート芯変化菊。5玉上げるので、何発かは綺麗にこちらを向いてハートの芯が出て、観衆の喝采を誘ってくれた。
 中盤に入る祝賀花火の饗宴は、10号玉の競演となることから、まさに至福の時間だ。10号ともなると、それぞれの技量が煌めいて格別の見応えである。芯物ではイケブン様の三重芯が素晴らしかった。
 呼び物の20号玉は2発登場。玉名完全掲載の有り難いプログラム冊子であるが、20号だけは玉名無し。どんな作品が上がるかは観てのお楽しみである。カウントダウンのコールに導かれて飛び出した20号は八重芯錦冠菊。芯も良く出て素晴らしい出来映えだった。2発目の20号も錦冠菊。こちらは彩色の小割浮模様入りで、巨大な錦の盆に色とりどりの小花が浮かび上がる様はとてもゴージャスな眺め。

 これでお仕舞い、というのが今回の弁天島だった。以後は何を打っても煙の中。終盤の好プログラムは全て鑑賞不能であった。今夜の風は、湖面付近はなんとか煙を流してくれたものの、上空の風がとくに弱くて、大型スターマインと単打ちの同時進行となる終盤に差し掛かると、煙の塊が壁のように居座ってどうにもならない状態になる。煙の上にかろうじて顔を出していた10号も、終盤になると完全に埋没してしまった。湿気が高いのか、何度も何度もレンズを拭きながらの撮影だった。
 今回は、これだけの悪条件にもかかわらず、銘品集と2発の20号が観られたので良しとしよう。それだけで十分満足できる弁天島は、やはり見応えある花火大会だと改めて感じるのだった。
 それにしても、視界が完全に遮られているってのに、淡々と機械的に進行させるのはどうかなぁ。時間どおりに終了させないといけないのでしょうが、やはり哀しい光景だ。

 帰路は、昨年より1本遅れの21時17分発の列車に乗車することができた。浜松行きの混みように比べると、豊橋行きは楽勝である。駅員さんの誘導も実に手際よいと感心した。
 ところで、弁天島の好プログラム「祝賀花火の饗宴」であるが、私の手にしたプログラム冊子では15発と掲載されていたが、実際に上がった花火は16発。これはもしかして印刷ミスかもと、予備にもらったプログラム冊子と見比べたところ、こちらにはちゃんと16発掲載されていた。駅でもらったプログラム冊子に印刷ミスが紛れ込んでいたのかもしれない。

08年 弁天島写真集

20号 八重芯錦冠菊 三遠煙火 20号 錦冠菊小割浮き模様 三遠煙火 大スターマイン 
政令指定都市「浜松市」誕生一周年を祝って
三遠煙火・田畑煙火・イケブン
レギュラー銘品集
5号 マッジック彗星 三遠煙火
レギュラー銘品集
5号 ハート芯変化菊 三遠煙火
レギュラー銘品集
5号 八重芯丁字菊先紫霞草 田畑煙火
7号 錦先水色バリ紅小割浮模様
田畑煙火
7号 紅拉手緑芯銀菊 三遠煙火 祝賀花火の饗宴
10号 八重芯ステンド牡丹
田畑煙火
祝賀花火の饗宴
10号 青光露芯銀錦先之緑光露
三遠煙火 
祝賀花火の饗宴
10号 八重雌雄芯変化菊
田畑煙火
祝賀花火の饗宴
10号 紫銀芯菊先之紅降雪残輪
三遠煙火
祝賀花火の饗宴
10号 彩色霞変化千輪菊
田畑煙火
祝賀花火の饗宴
10号 三重芯変化菊
イケブン
祝賀花火の饗宴
10号 紅先割芯錦冠群声
三遠煙火
20号2発目以降は、完全に煙にやられて、写真はお手上げでした。

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