| 日記2008春 |
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祝・箱川八幡社春季祭典奉納煙火
2008年4月29日(火) 晴 19:00〜21:30
長野県飯田市
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信州の深い山懐に囲まれた小さな盆地は、山々の風景に溶け込んだ集落と田園風景を閉じ込めた箱庭のよう。まるで日本の原風景を思わせる美しい山村が今夜の舞台となった。
夕刻、ゆっくり現地入り。まだ、花火の筒場付近では消防による散水作業が行われている最中であった。メイン会場に足を運べば、ズラリと並べられた仕掛の準備作業に余念がない。お客さんの姿はないけれど、花火に向けて着々と準備が進んでおり、こちらも気持ちが高まってくる。観覧席用の巨大なブルーシートが敷き詰められ、観客を受け入れる体制が整った頃になって、お客さんがようやく三々五々集まってくるといった、地元のお祭りならではの、のんびりとした観覧風景だ。こちらは、いったんメイン会場を後にして、筒場を障害なく見渡せる打上花火の撮影場所に着く。
山あいの底に設けられた打上場所を見下ろす観覧場所。こんなところで観覧するのは、先日の千人塚でも出会った愛好家ばかり。明日は朝から普通に仕事だってのに、みんな揃っちゃってもうと苦笑い。花火大会によくある喧騒とは全く無縁な、本当に静かな観覧場所。暗くなると蛙の大合唱が始まる何とも微笑ましい観覧だった。
19時から宵打の部が始まり、19時半から夜打の部として本番スタートとなる。本番開幕を告げる打上花火はもちろん水光星である。
メイン会場のアナウンスが問題なく聞き取れるので、プログラムの進行状況はしっかり把握できるのが有り難い。
打上花火は、5号までの単打ちと、ミニスターマインを挟む展開になる。小さな集落のお祭り花火なので、物量は当然ないけれど、そこは花火師さんの心意気が存分に補ってくれる内容だった。単打ち4号、5号は同じ物は一つとしてない趣向を凝らした玉揃え、色使い変化も実に多彩で、昇り曲導を付けた一つ一つの花火は、とても丁寧に作られたものばかりであったことに何よりも感嘆した。
こちらも、プログラムを教本に、姿勢を正して花火の勉強をさせていただく。撮る方では、5号といえども近すぎて油断すると画角からはみ出すので、緊張感を持って撮影に臨んだ。
打上のなかで注目は、2玉入った5号三重芯である。それは、何れも破綻することなく開花、三重の芯は見え易かったのではと感じる完成度を誇っていた。5号でここまでの作品を見せていただければ、こちらの顔も自然と綻んでしまう。
打上の大半が終了すると、メイン会場に観覧場所を戻して、地元のお客さんの邪魔にならないところから観覧、撮影させてもらった。こちらでは数々の仕掛花火が披露され、客席からはやんやの大声援が送られる賑やかさ、太鼓や手筒のパフォーマンスも場内を大いに沸かせてくれた。
終演は、名物の大三国が満を持して披露され豪快に炎を噴きだし、太白星が打ち止めを告げる伊那地方らしい終わり方だった。
花火はいろいろなメッセージを発する。その受け止め方は観る人によって様々だと思うが、今夜の花火は誰の心の中にも感動を呼ぶ花火だったと思う。事実どの観客も満足そうな笑顔を浮かべていた。だからこそ、各地で花火を観させてもらっている私は幸せだと率直に感じ、よけいに感謝の気持ちを持たなければと思うのであった。
08年 奉納煙火写真集
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| 4号 八重芯 (白菊芯 紅芯 青牡丹) |
5号 八重芯 (白菊芯 若葉芯 青牡丹) |
5号 菊先変化(紅 青 黄) |
5号 染分芯染分 |
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| 5号 錦彩色ジェット | 5号 三重芯 (白菊芯 緑芯 紫芯 青牡丹花しぶき) |
5号 引青銀乱万華鏡 | 5号 紅白光星芯引青光露時計草 |
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| 5号 三重芯 (白菊芯 紅芯 若葉芯 青牡丹) |
5号 銀波芯錦冠菊ジェット (錦冠菊は場所柄引きの短い物ばかり) |
5号 昇り笛分砲付錦紅青光露 (近すぎて、はみ出します) |
仕掛花火 (○ルトラマンと○ルタン星人) |
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| 特大三国 その炎は春夏秋冬を表します | |