日記2007冬

STAR☆LIGHT REVUE2007
スター☆ライト HA・NA・BI
2007年12月24日(日) 晴 19:00〜19:30
愛知県名古屋市港区港町 名古屋港ガーデン埠頭沖



打上台船 3隻が連結されワイド空間を確保しています

 日本中が幸せな気分に包まれるクリスマス3連休。ところが、せっかくの連休を低気圧に邪魔され、22日、23日の両日は終日雨模様となり、予定していた花火観覧もキャンセルしておとなしく過ごした。そして迎えた本命のクリスマスイブ、この日は朝からすっきり快晴な空に心が弾んだ。今夜は日本中がうらやむほどの素敵な花火が名古屋港で用意されている。夏は天候に泣かされただけに、喜びもひとしおだ。

 今年のスター☆ライトHA・NA・BIは、名古屋港開港100周年を記念した特別仕様となり、100メートルのワイド空間を確保して打ち上げられるゴージャスな内容となっている。
 この話を知ったときは、澄みきったイブの夜空にワイドに展開する花火は、どれほどに素敵だろうかと期待に胸が膨らみ、今か今かと心底楽しみにしていた。ところが、打上の詳細が何故かネット上で公開されたのには驚いた(直ぐに消されましたが・・・・)。本来、観てのお楽しみといったファン心理をくすぐるところが、多少なりとも気持ちが削がれたのは間違いない。
 当日は雲ひとつない好天に誘われ、かなり早い時間に現地入り。家族とは打上直前に現地で合流する予定と余裕の段取りで、永い待ち時間を久々に各地から参集された愛好家様とのんびり歓談して過ごした。既に海上には3隻の台船が連結された打上台船が浮かんでおり、煙火業者様は美しい時間を演出するための準備に余念がない。真冬の吹きっさらしの海上での作業は、かなり寒そうに感じられた。
 時間はあっという間に流れ、いつしか夕闇が迫り、クリスマスならではの様々なイルミネーションが名古屋港一帯を美しく飾り出す。中でも、つどいの広場に堂々と構える名物のクリスマスツリーは、ひときわ美しく輝いていた。名古屋港のシンボルツリーとしてすっかりお馴染みの絶対的な存在である。
 私はガーデン埠頭先の、台船を真っ正面に見渡すいつもの場所で花火を待った。昼間はのんびりとしていたのが嘘のように、暗くなると一気に人出が増えて、花火が始まる頃には、大勢の人々であふれかえっていた。

 名古屋港のマスコットキャラクター ポータン&ミータン
花火でもこの配置で打ち出されます。細やかな心配りですね。
ポータン ミータン

万華鏡 ワイド

 19時開幕、皆が待ちかねた素敵な時間が始まった。カウントダウンのコールが始まり、ゼロのコールにピタリとタイミングを合わせて開花。突然、夜空に咲いた大きな花火に驚きの歓声が上がった。
 クリスマスならではの音楽に完璧にタイミングを合わせて咲く花火、幕間にはアナウンサーにより「ルドルフ〜赤鼻のトナカイ」が語られるという素敵な楽しみがある。傍で観ている子供がもう少し大きくなってくれたら、花火と併せてどれほど楽しむことが出来るだろうかと思ってしまう。
 序盤は、ワイドでも物量が増したわけでもなく、従来と同じシングルで演じられた。そして終盤に入ると、お馴染みの作品群が開港100周年記念大会ならではのワイドさで豪華に繰り出された。光の宝石が、万華鏡が、観たかった作品群がワイドに展開する喜びを感じる至福のとき、まさに期待どおりの約束された素敵な時間だった。
 記念大会だからといって、特段に物量が増したわけでない。しかし、今宵も実にたくさんの持ち玉を観覧させてもらった。美しい花火は玉数など関係なく本質的に感動を与えるもの。一つ一つに個性があり、唯一無二の美しさ魅力を備えているんだと今さらながら感じる。
 ベル、トナカイ、ツリーなどのクリスマスならではの型物たち、ポータン・ミータンも良く出て、一目で分かる造形に場内からこぼれんばかりの笑みと大きな歓声が上がる。光の宝石、万葉花、睡蓮といった繊細でオリジナリティあふれる作品群からは、その高貴な輝きで観衆をすっかり魅了している。花火のことに詳しくない方々でも、この輝きに触れると、単に花火という領域を超えたイマジネーションをかき立てられたのではないだろうか。30分という短時間ながら、個性豊かな多彩な花火で綴られ、花火芸術の魅力がたっぷりと凝縮されたスター☆ライトHA・NA・BIだった。
 今年も素敵な光のクリスマスプレゼントをありがとう。いつもは愚図ったり、落ち着きのないうちの子が、今夜の花火は嬉しそうに拍手を送りながら最後までしっかり観覧してくれたのがなによりの喜び。クリスマスイブという特別な夜に、美しい花火が架け橋となってもたらされる最高の幸せに心から感謝する。

 花火が終わると、シンボルツリーを暫く眺めて会場を後にする。今年のクリスマスイルミネーションはこれで見納めと思うと、この美しい時間をもう少し見ていたいと思った。加えて、来年から暫くスターライトを観ることができないかもしれない。なおさら直ぐには帰れないのだった。
 ここ数年、イブの夜は名古屋港と足繁く通い詰めたが、来年から当分は平日開催となる。この時期に仕事を休むことはさすがに出来ない、かといってこの感動は手放したくない。せめて20時からの開幕にならないか、それなら仕事帰りに間に合うのにと早くも来年を心配してしまうのだった。
 そんな幸せたっぷりのスター☆ライトHA・NA・BIに改めて感謝します。来年も、家族揃ってこの美しい輝きの下にいられるよう、日々研鑽に励みたい。

STAR☆LIGHT REVUE2007 写真集

オープニング
8号 水色芯菊先レモン
8号 彩色千輪菊 8号 紫芯紅牡丹 くつした
べる クリスマスツリー となかい たこ
8号 紅芯緑牡丹 8号 錦先色蜂 8号 紅芯菊先青銀乱残輪 5号 睡蓮
10号 万葉花 8号 ミラーボール 8号 光のオブジェ 8号 八重芯レモン
10号 三重芯変化菊 光の宝石 ワイド 銀牡丹 ワイド 10号 万華鏡冠菊
玉名、号数は見た目の推測によるものです。間違いの際はご容赦並びにご指摘を願います。

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