| 日記2007夏 |
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2007いなしき夏まつり花火大会
2007年8月25日(土) 晴 19:00〜21:10
茨城県稲敷市荒沼 江戸崎総合運動公園周辺
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| 江戸崎総合運動公園にて |
今年から一宮市民花火が無くなって、ぽっかり空いた8月最終土曜日の花火観覧は何処にしよう?それで観覧先を求めるのだが、当初観覧は、常滑、ナガシマスパ、磐田福田、馬瀬川といった東海地区の花火に落ち着く予定だったのに、いろいろ調べれば調べるほど範囲が拡がって、結局、茨城県稲敷市と思いっきり遠出することになった。
いなしき夏まつり花火大会。もちろん初観覧だけれど、一応花火ファンなので名前くらいは知っている。茨城県有数の規模を誇り、地元茨城県の有力煙火店様ご担当と全国の花火の中でも期待する花火大会のひとつ、いつの日にか観覧してみたいと願っていた花火だったので、思わぬ形で観覧が実現して心が弾んだ。
現着は正午前。花火会場となる江戸崎総合運動公園は、この時間帯ではまだ観客の姿はまばらだけれど、地元商店の出店や露店が運動公園の周りを取り囲むようにびっしり軒を連ね、立派な音響設備が整えられイベント用ステージまで設営されて、これはかなり賑やかなおまつりになりそうだと予感させる華やかさ。地元特産品を取り扱う出店の多さが目に付き、圏央道稲敷延伸をPRするブースもあって、町をあげてのおまつりといった感じだ。緑豊かな田舎の夏祭りという雰囲気に、アウェーの花火だけれど不思議と親しみを感じてしまう。
プログラム紙を手に入れて(既にネットで入手済みですがやはり本物が欲しい)、早速、筒場の確認を行う。打上場所は運動公園の先、南東側に設けられ、南よりの風が予想される今夜の風向きでは、メイン会場一帯が風下になりそうな位置関係であった。場所取りはゆるい感じのメイン会場であるが、風下と判ってここで観覧するわけにはいかない、何処で観覧するかずいぶん悩んだ。打上の裏手に回って観覧することも考えたが、せっかくの初稲敷、ミュージック花火などの演目を放送設備のない場所から観覧するのもどうかなと二の足を踏み、結局メイン会場の後方を流れる川の土手上一番南よりに場所を確保して観覧に臨むこととした。会場の最後方から臨むので打上から離れるけれど、目線の高さもあるしアナウンスも充分聞き取れる場所である。
昼間、筒場を確認しに行って驚いたのは、打上幅が全くないこと。田圃やレンコン畑に囲まれた中のちょっとした広場に設けられた筒場は遠目にもこじんまりとした印象を受ける窮屈さ、とても横幅が確保できそうになく、これではワイドは期待できないと早くも観念させられる打上環境であった。
日中は暑さを凌いでひたすら休憩を採る。夕刻、江戸崎運動公園に戻ると、予想どおりたくさんのお客さんで埋まっていた。ステージではよさこいやライブが次々に披露されて、場内を大いに盛り上げていた。夏まつりというだけに花火までの出し物も豊富である。
気になる風向きは予報どおり南東である。メイン会場が完全に風下となる最悪の風、加えて風力弱く微風と煙の掃けが特に悪そうで早くも嫌な予感がした。こちらは、運動公園後方の土手上の南端から観覧するので、まったく風下というほどではないけれど、スターマインの半分は埋没して駄目かもと、こちらもかなり厳しそうな状態である。
東の空から成田空港へ向かう着陸体勢に入った飛行機が、低い高度でひっきりなしに上空を通過していく。稲敷一帯は成田へ着陸する飛行機の航路に当たるようで、花火会場の賑わいに負けないほど空も賑やかだった。
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| ミュージックスターマイン「華麗なる舞姫」 オープニングには極上の八重芯が登場 |
19時開幕。プログラムは単発早打ちとスターマインの繰り返しを基調に2部で構成され、中盤にメッセージ花火を挟む形で進行する。オープニングは、6〜8号早打ちで軽く流して、続いてスーパージャンボスターマインで本格的に幕開けだ。
スーパージャンボスターマインには8号が積まれボリュームも申し分なく、これからの展開を期待させるものであったが、しかし、ここから気持ちが乗っていかない。
プログラムは基本的に4号10発、5号10発の早打ちと4号までのミニスターマインを繰り返しながら、合間に10号3発を挟む展開になる。
単打ちもスターマインもそれぞれにテーマを持たせて、それに添った出し物が出され、全て違う組み立てでプログラムされているのには、良心的で感心するけれど、あまりにも単調で律儀に同じパターンを繰り返してばかりというのには少々退屈さを感じてしまう。とにかくドーン、ドーンと一発一発スローピッチで丁寧に打ち出される実にまったりとした打上。スターマインにあってもシングルスターマインばかり、たまにはダブルで打つとかVトラを絡ませるなど、もう少し変化が欲しいところ。打上120分間に及ぶ長丁場の大半がこんな調子というのはどうかなぁと感じる。
しかし、そんな弛緩した気持ちを一気に引き締めてくれる10号玉。割りっぱなしの変化菊から何と四重芯まで、点滅系盛り沢山と色使い変化もとても綺麗で何れも見応えある良い玉ばかりだった。とりわけ4発入った八重芯の出来は素晴らしかった。引先銀点滅、緑点滅、紅点滅と点滅系もひととおり登場。なかでも先点滅の多重芯物3連発のパートは最高で、八重芯紫緑点滅、三重芯紫銀点滅、四重芯レモン銀点滅と芯を増しながら続けざまに披露された心憎いまでの嬉しい演出には深く感銘させられた。注目の四重芯は、芯は出ていたと思う。レモン銀点滅という色使いがとても綺麗で心に残った。10号は全て玉名をアナウンスしたうえで、プログラムの合間に3発ずつまとめて披露され花火大会を大いに引き締めていた。
大型スターマインは開幕からフィナーレまで全部で4基登場。何れも8号、10号が盛り込まれ、物量的には申し分ないのだが、見せ方がどれも同じように感じられた。1基入ったミュージックスターマインには特に期待したけれど、音楽とマッチしているかどうかは判らなかった。
フィナーレは、大会名物の「これぞ日本一のスターマイン」である。それまでのスターマインにはない大玉一斉打ちを繰り返して、充分な物量であった。おらが町の花火は日本一と自慢できるフィナーレだったのではと思う。止め打ちの雷が上がり、時計に目をやると21時10分を過ぎて、予定時間を10分程オーバー。
見終わってみると小さな街の花火大会にしては、充分すぎるボリュームであった。しかし、観ていてもうひとつ気持ちが乗らないのは、まったりとし過ぎる進行にあると思う。120分に及ぶプログラムの大半が4号、5号の単打ちとミニスターマインの繰り返しという単調な構成なのはどうかな。アナウンスとの連動も今ひとつ、途中で10分ほど休憩を挟むのも意味がないように思えた。ゆったりのんびり花火を観るのも良いけれど、ここまでくると間延びしているんじゃないかと感じてしまう。
もっとも、メイン会場一帯が気の毒なほど風下になって、煙掃け待ちを挟んだから進行がかなり遅れたのかもしれない。隣り合わせた地元のご家族によると、昨年もこんな風で、煙が滞留して花火が殆ど見えなかったらしい。どうやら、メイン会場にとって厳しい風向きとなる花火大会のようだ。素晴らしい10号玉があり、秘めたポテンシャルの高さも事実。順風の下で観覧していたら感想も変わっていたかもしれない。
帰路は抜け道のような道路を通ってすんなり脱出。初めての土地なのに、駐車場から驚くほどスムーズに稲敷を脱出できたのは、ご一緒させていただいた愛好家様の読みの鋭さとナビの威力によるものだろう。稲敷観覧ではいろいろお世話になり、深く感謝します。
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| 10号 点滅ステンドグラス | 10号 芯入三度変化(緑橙青)先紅点滅 | 10号 緑光露芯錦冠菊 | 10号 彩色千輪菊 |
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| 10号 緑光露芯錦先紅光露 | 10号 八重芯錦冠菊 | メッセージ花火 10号 橙光露芯引先紅青光露 |
10号 八重芯紫緑点滅 |
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| 10号 三重芯紫銀点滅 | 10号 四重芯レモン銀点滅 写真では形が崩れていますが実際はそうでもありません。レモンから銀点滅への変化はとても印象的です。 |
10号 錦青芯引先紅光露 | 10号 錦漣芯引先水色光露 |
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| 10号 八重芯紅青光露 | 10号 紅芯緑水色光露 | 10号 錦冠に橙浮模様 緑・青の浮模様入りも登場 |
これぞ!日本一のスターマイン スターマインは煙まみれで・・・・ |