日記2007夏


2007びわ湖大花火大会
2007年8月8日(水) 晴 19:30〜20:30
滋賀県大津市 大津港沖琵琶湖上


2隻の台船からあらゆる角度に花火が展開します

 朝から抜けるような青空が拡がり、今日も見事な夏の日だった。
 びわ湖は今年でめでたく10回目の観覧となる。今回も昨年に続いてかぶりつきは諦め、距離を取って広範囲に散らばる花火全てを押さえる位置取りで臨んだ。
 メイン会場の大混雑に身を投じなくてもすむので子連れには有り難い、待ち時間ものんびり快適に(喉を・・・・)過ごさせてもらった。夜になると南西の風がそこそこ吹いて、びわ湖では順風の文句の付けようのないコンディションである。
 日が沈み暗くなると、びわ湖花噴水が鮮やかにライトアップされて、大津市内の夜景と併せてとても素敵な眺めだった。ライトアップされるびわ湖花噴水とプロローグ花火との共演が始まるともう間もなく本番開始だ。
 19時45分、本番開幕。10号玉5発同時打ちでスタートした。今年のテーマは「びわ湖周遊の旅」琵琶湖の名所を花火で表現しながら巡ろうというものだ。
 オープニングから斜め打ちを採り入れたワイド打一斉ちでスタート。それから2隻の台船からのワイドスクリーン打ちを常時繰り出す、びわ湖ならではの花火が展開されていった。
 昨年は煙が滞留して花火が見え難く悔しい思いをしたが、今年は煙も沖に流れてくれて、実に快適な観覧状態だった。花火の色も鮮やかに湖面に映えて舞台は最高である。
 飽きさせないピッチの打ち上げ、玉もバラエティに富んでいる。単色万星や型物などソロで上げていれば、ふーんって感じでやり過ごすような花火でも、5発ほどまとめてリズミカルにワイドに放つと、見映えもするし相乗効果もあって実に絵になる。湖面に放物線を描きながら飛んでいく花火は、遠くで観ていても気持ちが良いものだ。あらゆる方向に機能的に花火を繰り出すびわ湖にあって、特に鮮烈な印象を受けるのは10号玉の水平打ちだと思う。湖面に突き刺さりそうなギリギリの角度で花火を放つ様は圧巻であった。2隻の台船から7号、10号クラスが入ったワイド打ちに入ると、広大な空間が花火で染まっていく様子がしっかりと見渡すことが出来て、メイン会場では1キロも離れた両台船の花火を同時に観ることはほぼ無理なので、遠花火ならではの満足感のようなものさえ感じてしまう。たまには遠花火してみるのも良いものだと思ってしまうのだ。

10号50連発 惑星千輪

 びわ湖初の出し物としては、中盤に入った10号玉50連発。これは観覧後に分かったもので、花火を観ている最中は、例年の芸玉の部にしてはやたら尺が多い、いつまで続くんだろうって感じで観ていたが、後で50連発と知って驚いた。
 10号の意表をつく打上としては、ラス前に入った水中スターマインの締め。10号自爆に入って水中スターマインが最高潮に達したとき、まさかの10号3玉同時打ちが裏打ちに入って、望遠よりで水中花火を撮っていたので、慌てて引いてシャッターを切るのだが画面に入りきらなかった。例年にない出し物が入って面食らったが、それはそれで嬉しい。
 フィナーレはびわ湖ではお馴染みの金銀空中大瀑布。例年に比べてボリュームやワイド感に欠けていたが、それまでにあれだけの10号玉を使っているのだから、仕方ないだろう。

 写真では10号の水平打ちのシーンが全てピンぼけだったりと腕の無さを露呈しまくり、望遠で撮っていたのが尺が不意に入って画面からはみ出したりと重要なシーンを撮り逃してばかりで、未熟さをつくづく実感した。普段、カメラに入るかどうかギリギリの所で撮ってばかりいるので、遠花火の撮影はどうも勝手が違う。曲導の付いてない花火は、タイミングが掴めず咲いた後でありゃーって叫んでばかりだった。
 それでも撮っていてこれほど楽しい花火大会はない。あらゆる角度にアグレッシブに花火を飛ばす意外性に満ちた展開は撮っていてわくわくする。しかも使っている空間が驚くほど広大なのだ。そこに散らばる花火を見映え良くカメラに収めようと、必死で追いかける。でも、追いかけても追いかけてもつかめないものばかりで、そこがたまらない。

 例年、有料エリア前、西側台船の花火が圧倒的にボリュームがある。今年もそうであることに変わりないのだが、水中花火の仕掛が西側台船のやや東寄り一帯に仕掛けられ、尺の水平打ちも全て西側台船から東側に向けて飛ばしていた。フリーエリアのおまつり広場あたりで観覧されているお客さんは、目の前で水中花火や水平打ちを楽しめることとなり、おまけに尺の50連発といったプログラムが、来年以降も趣向を凝らした玉揃えで続けられるのであれば、メイン会場のフリーエリアでかぶりついて臨んでみても良いのではと、早くも来年の観覧場所で悩んでしまう。そんな期待を抱かせる内容だった今年のびわ湖大花火大会であった。 

07年 びわ湖大花火写真集
オープニング 10号一斉打 芯入水色牡丹ワイドとトリプルリング 椰子芯ステンド牡丹が素敵です
西側台船:5方向への打上 こちらが主となります 水中スターマイン(東側台船は打上のみ) 水中スターマイン:望遠で撮っていると・・・・
尺玉の裏打ちが入ってフレームアウト フィナーレ空中大瀑布(金) フィナーレ空中大瀑布(銀)
10号千輪菊などの水平打ちシーンは強烈でしたが、腕の無さが響いて公開できずすみません。

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