日記2007春


尾張西枇杷島まつり
2007年6月2日(土) 晴 19:40〜20:15(花火打上)
愛知県清須市西枇杷島 庄内川リバーランド付近河川敷


美濃路を巡行する豪華な山車
手前 泰亨車(東六軒町) 後方:紅塵車(西六軒町) 

 おまつりを彩る山車を鑑賞した後には素敵な花火が待っている。

 西枇杷島まつりは昨年に続いての観覧である。もちろん花火を追いかけて駆け付けたわけだが、おまつりの主役は5輌もある豪華な山車だ。花火会場の直ぐ裏手、旧美濃路街道で山車が巡行されるとあって、花火大会開幕までを家族揃って存分に鑑賞して楽しませてもらった。
 山車が曳かれる旧美濃路街道は、道幅がかなり狭くそこに露店が軒を連ね空いたスペースはお客さんがひしめくとあって、身動きがとれないほどの盛況振りをみせていた。
 その中を堂々とした構えで鎮座する5輌もの山車。それぞれ趣向を凝らした豪華な飾りつけがなされ、山車の上ではからくり人形の踊りが披露されて思わず立ち止まり魅入ってしまう。山車が曳かれるときがこれまた印象的で、「うわぁー露店の軒にぶつかるよ〜、あれぇー電線にひっかかる〜。」などと障害だらけの狭い路地をメリメリと突き進む巨大な山車をヒヤヒヤしながら見守るのだが、そこは露店の軒が上にスーッと引き上げられ、山車の上に居る氏子さんが木を使って電線ごと押し上げて通過と他ではまず観られないような印象深い山車の巡行だった。4トンもある山車の前側を持ち上げて、くるり方向転換する曲場(まえば)も今回は見ることができてとてもラッキーだった。
 花火大会はいろいろある。西枇杷島ではただ花火だけを目当てにするのではなく、郷土の誇りとして大切に伝承されている山車まつりの趣旨を理解し、おまつりと同時に花火を見るという広い視野を持って臨めば、より一層感慨が深まっていくのだと感じる。これだけの山車を維持されるのは大変なことだと思う。昼間は江戸時代から伝わるからくり山車の妙技を存分に披露し、夜にはささやかながら花火大会を催す。おまつりに繰り出した人々を存分におもてなしする心使いのようなものが自然と伝わってくるのだ。

山車 泰亨車(東六軒町) 山車に飾られた立派な虎、すごい迫力 
紅塵車(西六軒町)
電線を押し上げる氏子さん
珍しい光景です
新作花火 5号

 花火大会は庄内川河川敷を舞台に打ち上げられる。対岸は名古屋市とあって大混雑を連想される方は多いと思うが、大都市に隣接していることが嘘のような、実にのびやかに観覧できるのだ。それでも今年は昨年よりも人出があって、年々人気が高まっていると実感した。
 風向きは昼間から一貫して南よりの風が強めに吹いていた。この風では西枇杷島のメイン会場付近一帯はモロ風下になるとあって、やや下流側に場所を確保して観覧&撮影に臨んだ。打上の後方には名駅の高層ビル群が彩りを添えて、素敵な眺めであった。
 花火大会は19時40分から開幕される。磯谷煙火様ご担当の花火大会とあって、今シーズンのお楽しみとなるような新作花火が登場するのではと、その辺を頭に留めて観覧に臨んだ。
 序盤は3、4号の早打ちと小型スターマインの組合せ、終盤になると5号玉が加わる構成だ。打上と観覧場所が近いので、5号はカメラに入りきるかどうかって感じ、もちろん迫力は折り紙付きである。
 注目の新作は早打ちに混じって何玉か披露された。ミルククラウンの様な形状を伴った優美な色合いの花火は何を表現しているのかな。夏に向けてどのように昇華していくのか想像が膨らみ、今シーズンの楽しみがまた一つ増える。新作と思しき型物も登場したがこちらはよく判らなかった。
 終盤には抜群の存在感を誇る光の宝石入りスターマインが登場して、場内から大きな歓声が沸き上がった。続く錦冠菊怒濤の打ち出しでフィニッシュとなる。見事な終了感の演出、さすがにキチッときめてくれる。花火に照らし出される観衆の表情はみんな満足そうだった。

 シーズン前最後の花火なる西枇杷島。今回もたくさんの花火愛好家様とお会いして、情報もパワフルな観覧計画もお聞きして有意義な花火となった。西枇杷島は、夏のシーズン到来直前のお楽しみのような花火である。
 ところで課題も浮き彫りになった。我が家にとって昨年、子供に初めて花火を見せた記念となる西枇杷島。あれから一年が経ち成長ぶりを期待したところだが、まったく期待を裏切る有様にがっかり。後一ヶ月の猶予期間中になんとか修正しなくっちゃ。

 観覧場所からの眺望
 名駅の高層ビル群が後方を彩ります
スターマイン
夢想花
スターマイン
彩花彩星の宴(光の宝石入)

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