| 日記2006夏 |
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第51回鳥羽みなとまつり大会
2006年7月28日(金) 晴 20:00〜21:00
三重県鳥羽市 佐田浜東公園沖 鳥羽湾
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| 3匹のドルフィン像:佐田浜東公園 |
7月第4金曜開催の鳥羽みなとまつり。平日開催とあって、毎年観覧が危ぶまれる花火大会であるが、担当煙火様ならではのオリジナル花火が散りばめられた,、海が燃える夜がどうしても恋しくて。今年も万障繰り合わせて観覧にこぎつけたのだった。振り返ってみれば、これで3年連続の観覧となる。
駐車場所の時間、観衆の入り具合など、過去の経験でほぼ大丈夫だろうと読んで16時を少し過ぎた時間に余裕の会場入り。風向きに問題がなければカモメの散歩道から撮ろうと早くから決めていたので、場所取りも実にスムーズだった。
2005年3月に完成したカモメの散歩道は、佐田浜公園の交番付近からミキモト真珠島駐車場にかけて、鳥羽湾に沿うようにして整備されている。美しい木製のプロムナードが印象的で、ここから観る鳥羽湾の眺望は抜群、海の景色を楽しみながロケハンを兼ねて何度も往来(散歩)した。
まるで海にせり出したウッドデッキのような開放的で素敵な眺めが気に入った。視線の先には、打上台船がデーンと浮かんでいる。10号がポンポンと上がることを考慮すれば、写真的にもなかなかいい位置関係だ。過去2年間は佐田浜公園先の海際でかぶりつき観覧を繰り返したが、近すぎてカメラに入りきらなかった苦い経験がある。今回は間合いを取って撮りたかった。カモメの散歩道は板張りであるが、しっかりと造られていて、三脚が揺れることはないだろう。ワイドが真横にならないようにと、交番とミキモト真珠島駐車場の中間あたりに三脚を置いてそちらで観覧&撮影することにした。
何という素敵な空間を演出するのだろう。夜になると散歩道の各地に設けられた照明に灯が入って、辺りをほのかに照らし出してくれる。上から照明を照らしつけるのではなく、散歩道の後方に設けられたベンチの下から、又は石庭の中から。地上から優しくほのかに灯りが照らし出されるのだ。海の眺めを妨げないよう細部にまで気を配った設計には感心した。もちろん海上の花火写真を撮る上でも、何ら支障にならない。メイン会場から離れているので、賑やかな喧騒からも開放され、静かに海を眺めながら花火開幕までの時間を過ごした。
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| 第7部 海 迫力の水中大玉スターマイン登場 |
例年通り、カウントダウンのコールで開幕を迎える。これも毎年のことだが、一回で決まらない、今年も仕切直しだ。再度コールを繰り返して、ゼロのコールと共に曲導を引いた花火が、空高く上り詰めていった。
10号三重芯変化菊。親星が徐々に玉全体を塗り替えていくような変化を見せる芸術作品で、オープニングを告げてくれた。ここから7部編成されたプログラムが展開されていく。
各プログラムに、それぞれ見せ場を設けているため、全編素晴らしい響きだった。中でも、担当煙火様らしいパワフルな大玉入りスターマイン、千輪菊を採り入れた一発技が随所に観られ、鳥羽の代名詞である水上花火も大会を通じて何回も登場して、空と海、空間をフル活用した見事な場面展開で、最後まで飽きさせないようにプログラムされていた。
今年、新たに加わったプログラムとしては、「連星」と「メモリアル花火」が印象的。連星はやはり珍しいのか、登場する度に大きな歓声に包まれた。キャッチフレーズ通り、夏の夜の潮風に誘われて、花火の光がゆらゆらと夜空を遊覧していた。メモリアル花火は先にメッセージをまとめて読み上げてから披露された。内容は銀と金を基調にした2基のスターマイン。それぞれ締めには八重芯を積んだ心のこもった作品で、協賛された方々の思いに応えていた。
毎年好評の観客参加型企画花火。今年は従来のハートに代わって、鳥羽の代表的な産物、真珠を冠した指輪“真珠の指輪”が初登場。もちろん、いくつ上がったかを数えてプレゼントに応募しようというものだ。単発に混じって型物がポーンとただ上がるのではなく、水中花火を混ぜて、単打ちでは大玉、それも八重芯にラストは三重芯(これが次の玉と重なって・・・・・ソロで見せて欲しかった)まで積んで、場繋ぎ的なイメージは全くなかった。
ズゴーン!ズゴーン!来た来た、待っていました尺の投げ込み。満を持して登場する大玉水中スターマイン。台船からの打上もいよいよピッチを増して、怒濤の波状攻撃に入る。空と海から押し寄せる音と光の嵐、大気の振動が全身にビリビリと押し寄せるこの快感はたまらない。これぞ鳥羽の醍醐味。これぞ鳥羽の代名詞だ。豪快な荒技に酔いしれるうちにラストとなる4回の大玉一斉打で、海が燃える夜に別れを告げた。
昨年の第50回記念花火大会と同レベルで比較してはいけないと思っていたが、そんなことは感じさせない内容の素晴らしい花火だった。
「今年もよい花火をありがとうございます。」大会関係者の方にそう申し上げ、会場を後にする。帰路の車中で、よい花火だったなぁ。嫁さんとしみじみと花火の感慨に耽っていると、あるミスに気が付く。ありゃ!カモメの散歩道、写真撮るの忘れてた。今回はカモメの散歩道をテーマに据えた日記にしようと思っていたのに。残念!
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