日記2006夏


第38回 豊田おいでんまつり花火大会
2006年7月30日(日) 晴 19:15〜21:15
愛知県豊田市 
矢作川河畔豊田大橋付近


花火会場

 豊田は今年で5年連続の観覧となる。ここ数年、コンディションに泣かされっぱなしの豊田であるが、今年は過去の悪夢を振り払うかのように最高の状態で観覧することができた。あぁ〜素晴らしい、豊田おいでんまつり。とにかく完全に堪能できて感無量だ。下手な写真であるが、今回はたっぷり公開して過去の鬱憤を晴らさせていただきます。

 今年は有料席でなく一般席で観覧しようと決めていた。ということで、岐阜中日との連戦の疲れも何のその、豊田の宿命である早朝出勤で場所取りだ。朝から容赦なく降り注ぐ強烈な日射しに倒れてしまいそうだが、ここはシートをかぶって日除けにして、お目当ての場所上で待つこと○時間。午前10時の場所取り解禁と同時に希望通りの場所をゲットした。現着が遅れてやきもきしたが、結果的に見事好位置を確保することができた。朝から南風が颯爽と吹き抜けて、空も快晴と来る。今夜は大いに期待できそうだ。 
 たっぷり休憩をとって夕刻に会場に戻り、花火観覧に備える。夜になっても強めの南風が吹き抜けて、定時雷の煙を遙か彼方へと吹き飛ばしていた。これは本当に期待できる、胸の高鳴りを覚えずにはいられない、こちらも気合いを入れて臨むとしよう。最初から最後まで集中力を切らさずに撮りまくるぞ。
 19時15分、お馴染みのOIDENコールで開幕。ここから2時間たっぷり、見所満載、豪華大競演の花火大会が始まるのだ。
 今年は森煙火様が打上から外れ、プログラム的には魂の尺玉が新たに設けられているのが目を引く、他は例年通りの多彩に富んだ内容となっている。
 風は良い感じに吹いて、最後まで煙を滞りなく流してくれた。形がやや歪んでしまうほどの強めの風、これがおいでん祭には実に好都合である。質もさることながらおいでんのボリュームは凄いものがある。これが間を置かずに次々と披露されるのだから、煙をサーッと掃いてくれる風の存在は本当に有り難い。ワイド系もほぼ大丈夫といった近年稀にみる好条件に、シャッターを切り続けながら応えるのだった。
 注目の新プログラム「魂の尺玉」は中盤に登場。青木煙火、田村煙火、磯谷煙火の3者様による入魂の10号玉3発ずつ計9作品が披露された。八重芯、三重芯といった青木煙火様の芯物の完成度は凄い!感嘆の声を上げずにはいられない。芯物が続いた中で魅せた、磯谷様の光の宝石。場内からワーッとどよめきの声が一斉に上がる。スターマインでもソロでも素敵な作品が放つエネルギーは特別だ。単打8号、10号で気合いの入った花火を上げる3者の入魂の作品集に大歓迎。個人的にはもう少し枠を広げて、本物の花火の魅力を広く知らしめてほしいと思う。
 企業協賛スターマインは毎年お馴染みの展開が読める作品から、意表をつく大玉入りの作品まで多岐に渡る。合間に登場する単打ちの大玉はどれも高品質な花火ばかり。中盤以降は、芸協銘品集が次々に披露されてゆく。2時間にも渡るプログラムに見せ場がまんべんなく散りばめられている、おいでんまつりの質は凄いと改めて感じざるを得ない。
 注目の磯谷煙火様のメロディ花火は2作品登場。前半に入ったミニメロディスターマイン「夢の扉」は、光の宝石を基調にした作品。曲調にピッタリの上品な花火で、まるでフィギュアスケートを鑑賞しているかのように静かに優しく息を呑んで見守り、終了時には割れんばかりの拍手に包まれた。終盤のメロディ花火は、サウンド「A QUESTION OF HONOUR」に乗せて素晴らしいドラマを演出した。サウンドには、CMなどで力強い曲調のイメージを受けていたが、実際はスローなナンバーがあって、メロディ花火に実に向いている。4基ワイドで目まぐるしく攻め続けるシーンもあれば、噴水と万華鏡、光の宝石をじっくり絡ませるといったシーンは、まさに静かな曲には美しい花火、力強い曲には迫力の花火をというキャッチフレーズ通りの展開であった。
 終幕は田畑煙火様の3基ワイドから青木煙火様の5基ワイドへ繋いでナイアガラに持っていく一連の流れとなった。田畑様の3基ワイド、絶妙のタイミングで見せ場を刻んでいく、トラを効果的に絡めたワイドクロスも決まってすかさず青木様へバトンを繋ぐ。こちらは驚きの和火5基ワイドに始まり、そのまま徹底した和火調で攻め続けて、一気に銀点滅にもっていく展開に場内の興奮は最高潮に達した。5色の花束風のイメージが強いラストであるが今年は実に渋い展開に始まって最後はキチッと決めてくれます。
 中盤でプログラム通りでない場面が見られ、スターマインに自爆が入りドキッとするシーンも見られたが、無事に時間通り順調に進行した。終わってみれば、さすがおいでんまつり、ボリューム、内容の濃さが違う、完全堪能した後の満足度は格別である。ほぼ南風が吹くおいでんまつりでは、これくらいの風がないと全てをしっかり鑑賞するのは不可能であるということに今更ながら感じさせられた。 

 いつもはHPの容量不足を考慮してあまり写真を載せませんが、今回はたっぷりと載せました。素晴らしい花火にあれこれ思いを馳せながら愉しくコメントを添えて公開させていただきました。よろしければ見てやって下さい。

06年 豊田おいでんまつり写真集
掲載の時間はプログラムに掲載の打上時刻を示しています

7:15 開幕スターマイン 豊田煙火 7:23 単打8号・4号 7:31 スターマイン
OIDENミュージックに乗せて華々しくスタート 青木煙火8号5玉が披露されました 天空の大スペクタクル 田畑煙火
7:31 スターマイン 7:32 単打8号・4号  磯谷煙火8号11玉が披露されました 7:34 スターマイン
天空の大スペクタクル 田畑煙火 8号 華芯菊先青銀乱 8号 水色芯菊先レモン ジュエリーデザイン
加藤煙火

7:36 ミニメロディスターマイン 夢の扉 磯谷煙火 7:39 単打8号・10号 田村煙火8号5玉10号10玉が披露されました 
夢の扉を開いたらこのような世界が拡がっているのでしょうか。光の宝石を贅沢に使った夢のような世界を創出しました 10号変芯変化菊 10号彩色芯キラキラ 10号八重芯菊先紅光露
ミニメロディにうっとりここからが豊田の真骨頂
7:42 創作花火1分勝負 (おいでん打上参加8者による競演です)
田畑煙火 花の観察 磯谷煙火 ミルククラウン 青木煙火 永遠の輝き 加藤煙火
ディスクバリエーション
田村煙火
夏物語〜万華鏡の華〜
最優秀賞は田村煙火様でした
7:54 市民花火 7:57 市民スターマイン 8:01 スターマイン
8号オパール芯さざなみ
磯谷煙火
10号紅霞草芯菊先緑霞草
磯谷煙火
満開群生花壇
三遠煙火
スターライトパレード 磯谷煙火
ダブルで始まり4基ワイド展開するお馴染みの作品

待ってました芸協銘品集、今年もお口あんぐりで魅入りました

8:03 日本煙火芸術協会特別作品5号(78玉が披露されました) 8:03 日本煙火芸術協会特別作品8号(15玉が披露)
5号 昇小花 八重芯紅煌星
埼玉県 根岸和弘 様作
5号 昇曲付 椰子芯マジカル牡丹
秋田県 新山良洋 様作
8号昇小花
八重芯菊先青銀乱
群馬県 小幡清英 様作
8号昇小花
大雄芯錦冠流星
長野県 関島純治 様作
8:03 日本煙火芸術協会特別作品8号(15玉が披露) 8:03 日本煙火芸術協会特別作品10号(10玉が披露)
8号昇小花
八重芯銀点滅
茨城県 山崎芳男 様作
8号昇小花
三重芯変化菊残輪
静岡県 小口昭三 様作
10号昇小花
変芯黄金点滅分星
福島県 管野忠夫 様作
10号昇雄花
八重芯菊先青光露
長野県 田村清治 様作
10号昇分火
三重芯黄金点滅
茨城県 野村陽一 様作
新プログラム「魂の尺玉」にワクワクします
8:18 スターマイン 8:21 魂の尺玉 青木昭夫様作 8:21 魂の尺玉
田村清治様作
満ちてゆく花の記憶
田村煙火
うはっ!群蝶が舞ってます
昇尾花
八重芯菊先紅光露
昇分火
八重芯点滅段咲の華
昇木葉付
三重芯菊先銀世界
昇小花
緑霞草芯菊先紅霞草

魂の尺玉 田村清治様作 8:21 魂の尺玉 磯谷尚孝様作
昇曲付
八重芯錦冠菊先変化
昇雄花
三重芯変化菊
光の宝石 昇曲付
八重芯変化菊
昇曲付
万華鏡冠菊
芸協特別作品スターマインが目白押しです

8:24 日本煙火芸術協会特別作品
地球46億年物語 静岡県 小口昭三 様作
8:27 四号玉競演花 三遠煙火 8:29 スターマイン
地球の誕生を連想させる紅一色のスタート、やがて水と緑に溢れる地球に変わり、笑顔等の型物が添えられ生命が表現されるといった物語が描かれています。写真右は緑牡丹に八重芯の組合せ 4箇所からの種類を添えたワイド一斉掃射、フィニッシュには尺玉が添えられます。. スパークリングスター
加藤煙火
8:32 日本煙火芸術協会特別作品 8:35 単打10号・4号
Summer  Resort 〜潮風に吹かれて〜
長野県 青木昭夫様作
すっかりお馴染みの名作、椰子並木とVトラで南国を創出します
青木煙火様の10号10玉が披露されました
○ スターマイン 8:39 日本煙火芸術協会特別作品 8:42 単打10号・5号
大玉入りでしょうか
自爆にドキッとしました
Sunshine〜私の青空〜
長野県 田村清治 様作
磯谷煙火10号6玉が披露
華芯菊先青銀乱
8:48 単打10号・5号 8:54 スターマイン 8:55 単打10号・4号 青木煙火10号10玉が披露されました
田村煙火10号10玉
が披露されました
八重芯菊先紅光露
光のオブジェ 磯谷煙火
終盤に登場する名作です
華芯キラキラ
4号を従えて咲き誇っています
彩色千輪菊
大玉単打では希少
な千輪でした
メロディ花火の登場です
8:57 メロディ花火 磯谷尚孝 様作 
葉落一斉で静かにスタートをきります  大玉3連打を挟み次の展開を待ちます
青芯菊先紅銀乱 緑芯菊先紫銀乱 青芯錦冠菊

8:57 メロディ花火 磯谷尚孝 様作 
場内いっぱい4基ワイドに力強く展開して多彩な花火がリズム良く舞います

8:57 メロディ花火 磯谷尚孝 様作 
トラと降雪物
絶妙のタイミングで間を持たせて終盤へ
観客席前に仕掛けられた噴水と万華鏡が夜空を彩ります。まさに息を呑むシーン。 ラス前に入った宝石群にメロメロ
会場は感嘆の声に包まれます。
フィニッシュ錦冠菊一斉
感動のドラマが幕を閉じます

感動のフィナーレを迎えます

9:03 日本煙火芸術協会特別作品
三重奏 炎の饗宴  田畑煙火
9:03 日本煙火芸術協会特別作品  三重奏 炎の饗宴  田畑煙火
画面左から青・赤・緑を基調にした整然且つスピーディーな一連の攻めが見事、ザラ星まで3色基調で揃えられています。例年は森煙火様との競演でしたが今年は田畑様の3基ワイドスターマインから、青木様の5基ワイドへとバトンを繋ぎました
9:03 ワイドスターマイン五基同時打 美しき星の砂時計 青木煙火 9:03 ナイアガラ大瀑布 挙母煙火
クライマックスを飾る5基同時打、今年は驚きの和火5基ワイドでスタート(写真写りません)、徹底した和火調で攻め続けて、ラストは一気に真昼のような銀点滅の砂時計へ。明暗のコントラストが素晴らしい、わっと驚く一連の展開でした。 豊田大橋の両脇に仕掛けられた壮大なナイアガラでエンディングとなります。
素晴らしい花火をありがとうございました。

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